アクション×料理がテーマのインディーゲーム、と「オーバークック2」をやってみました。オリジナリティーあふれるカオスな世界観にどっぷりはまっています。
購入前の注意点も書きましたので、ぜひ最後までお付き合いください!

どんなゲーム?
料理を作るゲームです。
食材を切って、煮たり焼いたりして完成した料理を、お皿に乗せて、お客さんに出します。
制限時間内に、出した料理の数や正確さなどで決まるスコアを伸ばすことを目標にします。
ストーリーは?
オニオン王国の王様の命令を受けて、各地を回りながら料理を作ります。
ステージ攻略がメインのゲームなので、詳しい内容は下に書きました。
オーバークック2の魅力
ゲームの流れ
- お客さんからのオーダーが表示される
- 食材を切ったり、煮たり、焼いたり
- 調理が終わったら、お皿にトッピング
- お客さんに料理をわたす
- 返ってきたお皿を洗う(ステージによる)

この説明だけではゲームの魅力が伝えられないので、おもしろポイントを補足します。制作陣の発想力が場外ホームラン級にぶっとんでるゲームなんです笑
ゲームの魅力
初心者から上級者までみんなで楽しめる
複雑なコマンド入力は必要なく、ルールも上で説明した通りいたってシンプル。ゲームを買ったその日から友達と遊ぶことができます。
一方、スコアを伸ばす戦略を考えたり、状況を素早く読んで何をすればいいか判断したりと、クリアした人でもスコア更新を目標にもっと高みを目指せるところも魅力の一つです。

どこで料理してるん!?カオスなキッチン
雲の上から、道路の上、謎のまがまがしい空間(!)まで、たくさんのステージが用意されています。

オーバークック世界の料理人適性
「ありえないシチュエーションでも慌てずに料理できる、肝が据わった人物」
調理導線完全無視の多彩なギミック
料理だけではなく、ギミックもいろいろな種類のものが用意されています。
オーバークック世界のキッチンは、導線をまるで無視した設計になっているようです。
あるステージでは食材をぶん投げて川で隔てられた隣のエリアのシェフに渡し、また別のステージでは動く調理台を追いかけながらお肉を刻まなければなりません。

もっと過酷なキッチンもありますが、あまりネタバレすると面白さが半減してしまうのでここまでの紹介にとどめておきます。

もはや料理を作らせる気があるのかと首をかしげてしまうような調理場ばかりです。
料理ゲームなので敵キャラはいませんが、慌ただしすぎるキッチンは戦場さながらです。
攻略のかなめはギミックの理解です。動く床や、ワープ扉、スイッチなど、ステージによって多彩なギミックが用意されています。
初見では仕掛けの意味や利用の仕方を考えているうちにゲームオーバーとなってしまいます。
洗い場やコンロなどの位置もステージによって違うため、慣れていないと無駄な動きが増えてタイムロスとなってしまいます。
逆に言えば、同じステージを繰り返し練習すると、どんどん効率よくプレイできるようになっていきます。
操作キャラにバリエーションがある
人間から、どうぶつの森チックなケモノキャラ、よくわからんクリーチャーまで、個性豊かなキャラクターがよりどりみどりです。能力はみんな同じ。
キャラ固定ができないのがちょっと残念です。いろんなキャラクターで遊んでほしいというのが制作チームの希望するところでしょうか。

わたしのお気に入りはシベリアンハスキーっぽいわんこです。かわいい。

人間。寿司握ってそう。

追加コンテンツキャラ
深夜にエンカウントしたら気絶しそう
ソロでも遊べる(実質ワンオペ交代プレイ)
実況動画で本作を知った人が多いと思います。マルチプレイの実況がほとんどで、ソロだとつまらないのではないかという意見もありますが、私はソロでも楽しめました。

おそらくマルチプレイを前提に作られているゲームですが、ソロで遊ぶこともできます。ソロでは、2人のシェフを一人二役で操作しないといけません。
一人二役、どうやって操作する?
調理工程の中には、終わるまでその場から離れられない作業があります。
- 包丁で食材をカットする
- 返ってきた皿を洗う
たとえば、かっぱ巻きをつくるとき、一人のシェフがきゅうりを切っている最中に、もう一人のシェフを(Switchでは)Lボタンで操作キャラに交代します。
そのシェフに海苔の準備とお米の炊飯をさせれば、時短になります。結果的にたくさん料理を出せるので、評価がアップするのです。

ステージが進むにつれ同時並行の作業は増えていきます。パスタをゆでながら、肉を焼く、お皿も洗わないといけない、次の料理の準備も…。
どっちのシェフを動かすのが効率がいいか、動きながら考えなければいけません。
先ほどゲームの世界観が現実離れしてカオスと書きましたが、膨大な作業量を先を読みつつ捌いていく点が現実の飲食店と重なって見えます(飲食経験者より)。
マルチプレイとの違い
マルチプレイに比べて星を獲得するのに必要なスコアが低く設定されています。
また、食材のカットがゆっくりなので、交代プレイならではの戦略を練ることができます。
繰り返しプレイして、一番しっくりくる調理導線を試行錯誤しながら探っています。
友達と通話しながら協力プレイ
協力プレイでは、1人が1キャラだけ操作します。食材カットの待ち時間も短縮されていて、自分の作業に専念できるのが特徴です。
その代わり、星を得るために必要なスコア(≒提供できた料理の数)も増えています。
そのため、ソロプレイ時とはまったく別のゲームになると言っても言い過ぎではないでしょう。
友達とワイワイ通話しながら遊ぶと盛り上がります。始めたばかりなので友達に助けを求めながら遊んでいます。
協力プレイで気軽にリトライできない手前、仲がいい友達と遊ぶ場合でも、それなりに緊張感を持って料理できます。
二人プレイ時の会話はこんな感じ
私「何したらいい?」
友「ええと、たまねぎ切って!」
友「やばい!フライヤーが燃えそう」
私「ごめん、死んだ(奈落の底へ)」
初めて協力プレイをしたときは、ずいぶん友達の足を引っ張りました。
自分の作業に夢中で友達を奈落に突き飛ばしてしまったり、操作ミスで完成した料理を提供口の隣にあるごみ箱にポイしたり(ごめん)。
うまく自分の役目を全うできるように精進します。
野良(知らない人)との協力プレイ
私はまだやっていないので、ネット上の評判を調べました。
YouTubeにアップされている初心者プレイヤーの動画を、同じく初心者である自分に重ねて見る限り、オーバークックの野良マルチには足を踏み入れたくはないな、と思いました笑。
というのも、通話をしないため、指示をしたり受けたりすることができず、他の人の動きを見ながら自分の役目を決めて、他の人の作業や移動の邪魔をしないという、高度なプレイ技術と空気を読む力が試されるのです。
レート制がないらしく、ルールがよくわかってない初心者と歴戦の猛者が同じ部屋に放り込まれ、否が応でも手を取り合って料理しなければならないようです。
そんな感じのシステムなので、切断、エモートでの声なき怒号が飛び交う野良マルチの環境を、「魔境」「無法地帯」と表現する人もいます。

ある初心者プレイヤー動画の「飲食バイト初日の現場での居たたまれなさを思い出す」というコメントが言い得て妙だと思いました。
とはいえ、発売から6年経った2024年現在でも、マッチングはバッチリできるらしいので、野良マルチだからこその楽しみ方を見出しているプレーヤーは少なくないのでしょう。
- 煽られようが、ミスしようが、初心者に足を引っ張られようが、動じない人
- 煽られるとむしろ燃える人
- 「魔境」「無法地帯」というワードになんとも言い難い魅力を感じる人
潜ったことがない私が言うのも変ですが、こういう人は野良マルチに向いてそうな印象です。
惜しいポイント
操作性の悪さ
照準が合いにくいです。
方向の判定やマスの判定が分かりづらく、フライパンに具材を置いたと思ったら、となりのテーブルに置いてしまうなど。
本作では、具材を調理器具にわざわざ持っていかずとも、投げ入れることで勝手に調理器具が動いてくれます。そのため、投擲スキルは時間短縮にかかせません。
ついでに、足場が悪いとプレーヤー自身も落ちます。(数カウントで復活。)
一瞬のミスで星3を逃してしまうのもままあることなので、若干フラストレーションがたまります。
ただし、みんなで遊ぶときはミスが笑いを誘って和むこともあります。笑
具材の状態のわかりづらさ
携帯モードだとアイコンが小さく見づらいです。TVモードの方が快適に遊べます。
注意点 シリーズ作品間の通信やクロスプレイについて
オーバークックシリーズは、現在3作品リリースされています。
シリーズ作品間の通信
オーバークックは2024年現在3作品リリースされていて、それぞれに互換性はありません。
おなじステージであっても、「オーバークック 王国のフルコース」と「オーバークック2」で通信プレイすることはできないので注意してください。
機種間のクロスプレイ
「オーバークック2」は同じ機種間でのみ通信プレイができます。たとえば、Switch版とSteam版では通信できません。
「オーバークック 王国のフルコース」では、違う機種同士でも通信プレイできます。
互換性・クロスプレイ一覧
| オーバークック(初代) | オーバークック2 | オーバークック 王国のフルコース | |
| サムネイル | ![]() | ![]() | ![]() |
| ローカル通信プレイ | ○ | ○ | ○ |
| オンライン通信プレイ | × | ○ | ○ |
| クロスプレイ | × | × | ○ |
ストーリーについてもう少し詳しく

オニオン王国の王様は、王家に伝わるレシピから、何を思ったか「禁断の料理」を作る。これにより、アンブレッド(アンデットのブレッド=ゾンビパン)が城や王国各地に大挙するようになるオニオン王は王国を守るため、王国の料理人に命じて、アンブレッドを撃退させる。料理人たちは、チームワークを生かして、アンブレッドを食い止める…つまり(?)アンブレッドのおなかを満たすべく、王国中を奔走し、料理に奮闘する。
こんな感じのコミカルなストーリーだったと思います。
アクションがメインで、シナリオはおまけなのかなという印象です。
6つのステージをクリアするたびに王様から活躍を称えられて、新しいステージがアンロックされるようになります。
味のある繁体字がインディーゲームらしさを醸し出していてよき。
オーバークック2の世界へ!
この記事からオーバークック2の勇敢なシェフの志願者が増えたらうれしいです!
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